ムサシ(7)
生活のためコジローに戦いを挑んだ泥之助は、その長い刀に対抗するため秘密兵器を作る。
しかしその動きを察したコジローは、泥之助の弟を人質に取り秘密を聞き出してしまう。
秘密を知られ、健闘むなしく敗れた泥之助。
かつて勝負を避けた親友である彼の悲報を聞いたムサシは…?ムサシを探して旅を続けるおつうは、風邪をひいて旅籠で寝込んでいた。
おつうに想いを寄せる剣士・梅剣は日夜、献身的に看病をする。
しかし梅剣は知っていた。
おつうがムサシに思いを寄せていること、そしてそのムサシは、明日梅剣が死闘を演じる相手であることを…。
浮田薮千代と名乗る男に勝負を挑んだムサシだが、なんとその男は大名の息子だった。
たちまち大勢の騎馬隊に囲まれてしまったムサシ。
しかし敵の豪傑三人を倒したムサシは、なんと薮千代の影武者として召しかかえれらることに…。
ムサシは影武者として、天下分け目の関ヶ原の戦いに参戦することになった。
しかしその指名は薮千代の影武者として死ぬこと。
味方の影武者隊が全滅し、敵の真っ只中で孤立するムサシは、遂に死ぬ覚悟を決め、敵を斬って斬ってきりまくる。
そんな時、小早川秀秋が東軍に寝返った!家康に捕らえられたムサシ、コジロー、梅剣は三人で勝負をすることを命じられる。
友情で結ばれた三人は相討ちの道を選び、心を打たれた家康によって解放された。
しかし、友情と武者修行という相反するその問題に直面してしまった三人は、次はないことを確認し、それぞれの剣を究める旅に出る!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60008998